[ページの先頭です。]

ページ内を移動するためのリンクです。

[ここから本文です。]

「BYCの腎保護作用」



腎臓の働き
 腎臓は、体内の不要な老廃物を尿中に排泄することで、血液をきれいにする「ろ過器」の役割を果たしています。

 腎臓に運ばれた血液は、細い血管が糸玉状になっている「糸球体」という部分を通る間に濾過され、「尿細管」へと送られます。尿細管では、体に必要なナトリウムやアミノ酸などが再吸収され、毒素などの体にとって不要なものは尿として尿管へ排泄されます。

 つまり、腎臓は老廃物の排泄、水分の調節、電解質のバランスの調節をしています。さらに腎臓は、血圧を調節するホルモン(レニン)や赤血球を造るホルモン(エリスロポエチン)を産生したり、カルシウム・リンの代謝に重要なビタミンDの活性化など、人間の生命維持にとって非常に重要な役割を果たしています。
図


 腎不全とは、腎臓の機能が低下した状態で、機能が元に戻らなくなった状態を「慢性腎不全」といいます。その原因はさまざまですが、現在慢性腎不全として最も多いのが糖尿病性腎症であり、糖尿病患者の増加に伴い、腎不全患者も増えつづけています。

 現在、「慢性腎不全」を完全に治す方法や医薬品はありません。唯一の治療は、少しでも病気の進行をくいとめ、透析の導入を遅らせることです。そのためにもっとも有効で必須の治療法とされているのが食事療法です。

 慢性腎不全の食事療法は、低タンパク質・高カロリー食が原則です。

 タンパク質は、身体を構成するのに欠かせない物質ですが、その必要量はほぼ一定で、必要以上にタンパク質を摂取すると最終的には老廃物として腎臓から排泄されます。しかし腎機能が低下している場合、タンパク質の最終代謝産物である尿素窒素クレアチニンなどの老廃物が正常に排泄されず、血液中に多く蓄積されることになり、腎機能障害を悪化させて
尿毒症を引き起こしてしまいます。

 したがって、摂取タンパク質の制限や老廃物の排泄促進によって腎臓の負担を軽減し、体内に窒素代謝産物が蓄積するのを防ぐことが腎不全の進行を抑制する重要なポイントとなります。



フロンティア技術研究所の研究成果
研究成果1 BYCの窒素排泄促進効果

 健常人ボランティア9名に対して28日間のBYC摂取試験を行った結果、 9名中8名の血中尿素窒素値が低下しました(試験1)。

 また、動物実験の結果から、BYCの摂取により糞便中への窒素排泄が促進されていることがわかりました(試験2) 。

 以上のことから、BYCの摂取による血中尿素窒素値の低下は、糞便中への窒素代謝産物の排泄促進によるものと推定されました。

 これらの成果は、日本栄養・食糧学会(2003/05/19)で発表しています。

詳細REPORT
2003/05/20 UP DATE



研究成果2 慢性腎不全モデルラットにおけるBYCの腎保護効果

 進行性の慢性腎不全を擬似的に再現したモデル動物を用いて、腎臓の排泄能に対するBYCの効果を評価しました。

 その結果、BYCの摂取により、腎機能の指標である
BUNやクレアチニン、リン値の上昇が抑制されることが確認されました。これはBYCの摂取が腎臓の排泄能力を維持して、体内への尿毒症(原因)物質の蓄積を抑制することを示しています。

 研究成果1の結果と併せて考えると、BYCは糞中への
窒素代謝産物の排泄を促進し、腎臓への負担を軽減することによって、慢性腎不全の進行を抑制している可能性が示唆されました。

 これらの成果は、日本腎臓学会(2003/05/22)で発表しています。

詳細REPORT
2003/05/20 UP DATE



「BYCのコレステロール低下作用」|
「BYCの骨密度上昇作用」|
「BYCの整腸作用」|
「BYCの免疫調節作用」|

研究開発最前線 ビール酵母を科学するTOP ビール酵母細胞壁の機能性TOP


・このページの情報は学会において発表された内容の掲載であり、商品の販売促進を目的とするものではありません。
・アルコールの摂取にあたっては、適量飲酒を心掛けてください。

先頭へジャンプ